NICE-SPC970 ハードウェアファイル "N970PLD.HW" Ver 1.08 リリースノート Mitec Systems,Inc. 2000/05/19 このディスクにはNICE-970のハードウェアファイルが収めされています。 +--------------------+--------------+------------+-----------------------------+ | 内容 | ディレクトリ | ファイル | 内容 | +--------------------+--------------+------------+-----------------------------+ |NICE-SPC970 | \ |N970PLD.HW | ハードウェアファイル | |ハードウェアファイル| | | | +--------------------+--------------+------------+-----------------------------+ | その他 | \ |README.TXT | 本ドキュメント | +--------------------+--------------+------------+-----------------------------+ ■対象機種 ハードウェアファイルによるアップデートに対応しているのは、NICE-SPC970の20MHz版 (本体底面に20MHz版のシールがあるもの)だけです。 20MHz版は、デバッガ起動時のハードウェアバージョンがVer.1.05以上となっていますの でご確認の上、作業して下さい。 ※NO.990046の20MHz版NICE-SPC970は、出荷時期が古いためハードウェアアップデートに 対応していません。 お送りいただいてハードウェアの改修が必要です) 19MHz版はハードウェアアップデートに対応していません。 19MHz版をお使いの場合は、20MHz対応の改修希望のメモを添付して付属品を含む一式を 弊社までお送り下さい。1週間から10日で改修致します。 NICE-SPC970のプレリリース版(17MHz版)は、ハードウェアファイルによるアップデー トには対応していませんので予めご了承下さい。 ■本リリースの変更点 ハードウェアVer.1.07以前に対して、本バージョンのハードウェアファイルで追加され た機能及び、修正された不具合は次の通りです。 (1)[MP]コマンドで特定のアドレスを書込み禁止にした後、リアルタイム実行すると Cannot breakでブレークが発生して、その後のエミュレーション実行動作が おかしくなる不具合に対処 本不具合は、「低電圧CPUプローブを使用したときにターゲットメモリが正しくリード できない場合がある不具合」のハードウェア改修を行っていない場合に発生する可能性 が高いです。 アップデート後のハードウェアバージョン番号は、Ver.1.08となります。 ■ハードウェアアップデートに必要な機材 ハードウェアのアップデートはデバッガの[%UPDATE]コマンドで行います。 よって、アップデートするにあたって特別に必要な機材はありません。 通常、ホストマシンと接続してNICEを使っている下記の機材があればアップデート できます。 アップデートにあたってNICE-SPC970本体に接続しているCPUプローブやRAM TRACERII 等は、全て外してください。 NICE-SPC970本体(CPUプローブやRAM TRACERIIは接続していない状態) デバッガソフト SVD970 Ver.2 Ver.1.96.00以上(Ver.0.XX.XXは、対応しません) NSD970 Ver.1.00.08以上 IBM PC/AT互換機(DOS/V機) イーサネットケーブルまたはシリアル接続ケーブル(本体付属のもの) アップデートにあたっての注意事項を下記に示します。必ずご一読の上、 作業して下さい。 ■注意事項(重要) [%]コマンド実行中は絶対にNICEの電源を切断しないでください。また電源が抜けない ようにしっかりとプラグをコンセントに差し込んでください。 電源断等でシステム設定に失敗するとNICEが起動しなくなる可能性があります。 システム設定の失敗で起動できなくなった場合は弊社でのメンテナンス作業が必要です。 この場合、修理と同様センドバック方式になります。 ■ハードウェアのアップデート手順 1.ハードウェアのアップデートに先だってモニタプログラムを最新のバージョン (Ver.1.41以上)にアップデートしてください。 古いモニタプログラムのままだとハードウェアアップデートが正常に行えません。 2.NICEとホストマシンを接続します。 3.SVD970またはNSD970を起動します。 4.[%UPDATE]コマンドを実行します。 下記の例では、”C:\NICE970”にハードウェアファイルである”N970PLD.HW”が 存在する場合を示しています。 [%UPDATE]コマンドのパラメータにはハードウェアファイルのパス名を 指定します。(拡張子”.HW”は、省略できません) 例) ]%update c:\nice970\n970pld.hw Reading file... Updating hardware data.Don't touch power switch and cable. IT TAKES 6-7 MINUTES!!! 5.ハードウェアのアップデートには、6分から7分かかります。[%UPDATE] コマンドの実行中は、絶対にNICEの電源を切断しないで下さい。 ※アップデートの途中でHBP1〜6のLEDが一時的に点灯します。この時はまだ アップデート中ですので絶対に電源を切らないで下さい。 6.更新が終了すると"ピッピッ"と音がしてHBP1〜6のLEDが全て点灯状態となり デバッガはアップデートが完了したことを表示します。 例) hardware data update complete. Please restart NICE ] ※上記はNSD970の場合です。SVD970では、アップデートが終了したことを告げる ポップアップウインドウがオープンします。[OK]ボタンを押すと即座に SVD970は、終了します。 正常にアップデートできなかった場合は、エラーが表示されます。その場合は、 NICE-SPC970本体が20MHz版であるかどうかや、モニタプログラムのバージョンを ご確認下さい。 7.NICEの電源をOFF−>ONして再起動します。 NSD970をお使いの場合は、[Q]コマンドで終了して再起動してください。 (SVD970は、アップデート終了ウインドウで[OK]を押すと終了します) 8.デバッガ起動時のハードウェアバージョンが新しくなっている事を確認して ください。 ■ハードウェアファイル変更履歴 Ver 1.03 1999年 4月19日(未公開) ・19MHz版イニシャルバージョン Ver 1.04 1999年 7月14日(未公開) ・実行時間計測でポインタトリガモードに設定したとき、計測終了とならない 不具合を修正 ・STOP時にSLEEPのLEDが点灯しない不具合を修正 Ver 1.05 1999年 9月29日(未公開) ・20MHz版に合わせて大幅修正 Ver 1.06 1999年10月27日(未公開) (1)リアルタイムトレース拡張機能を実装 ・マルチトレーストリガ設定 ・マルチプルデュアルトリガモード ・トリガマスク機能 ・リアルタイムトレース停止機能 (2)HBPステータス条件でDMR/DMWを指定しても機能しない不具合を修正 (3)バスモニタでRESETステータスが見れない不具合を修正 Ver 1.07 1999年11月17日 ファーストリリース ・低電圧CPUプローブを使用したときにターゲットメモリが正しくリードできない 場合がある不具合に対処(ハードウェアの改修も必要) Ver.1.08 2000年3月31日 ・[MP]コマンドで特定のアドレスを書込み禁止にした後、リアルタイム実行すると Cannot breakでブレークが発生して、その後のエミュレーション実行動作が おかしくなる不具合に対処