SFP for Windowについて 株式会社マイテックシステムズ Ver 1.01.06 2001/05/07 SFP for WindowsはSFP-1/SFP-2のWindows95/98/ME/NT4.0/2000用コントロール ソフトです。 特長 ・GUIにより操作性を向上。 ・ロード時のオフセット自動計算機能を搭載。 ・よく使用するデバイスをすぐに呼び出すことができるクイックセレクト機能を搭載。 ・メモリダンプ画面での内容のスクリーンエディットが可能。ダンプ画面で検索を 行うと自動的に見つかったアドレスにジャンプすることで、利便性を向上。 ・オンボード書き込みプログラムの管理を簡単に行うことができます。 ・SFP-1/SFP-2のどちらでも制御することができます。(※1) ・SFP-1/2のファームウェアのアップデートもファイル指定のみで簡単に行うことが できます。 ・ギャングライタ対応(※2)(設定方法は、このドキュメントの後ろのほうに示して あります) (※1)SFP-1で使用するにはファームウェアVer2.00以降にアップデートする必要が あります。 (※2)ギャングライタは、SFP-2用のオプション装置です。SFP-1には接続できません。 使用方法 1.通信パラメータ設定 SFP for Windowsを立ち上げて、まずRS-232Cの設定を行ってください。 OptionメニューからPortSetupを選択して、RS232Cポートと速度を設定してください。 2.使用言語の設定 OptionメニューからLanguageを選択して、EnglishかJapaneseを選んでください。 指定した言語でメッセージが表示されます。ただし、メニューは英語表記のみです。 3.SFP-1/SFP-2の通信パラメータ設定 1.で設定した通信速度とSFP-2の速度をあわせます。MODE+4でRS-232Cインタフェイス を選択し通信速度を設定します。SFP-1は最高速度が38400bpsになります。 4.SFP-1/SFP-2との接続(オンライン) Fileメニュー→Connect、または、パネル左上のコンセントのボタンを押すとSFP-1/ SFP-2と接続されます。SFPがメイン画面を表示している状態の時のみ接続する ことができます。なお、SFP側では特別な操作は必要ありません。 5.デバイスの選択 書きこみたいデバイスをMakerリストとModelリストボックスから選択します。 良く使うデバイスは、画面中央のQuickSelectButtonに記憶することができます。 デバイスをリストボックスから選択した後、"Save ROM model" を押して記憶したいボタンを押します。 呼び出す場合は、画面中ほどにある"Quick select button"を直接押すことで 設定されます。 6.ファイルのダウンロード Fileメニュー→Download、または、ファイルを開くアイコンのボタン (左上、左から2番目)を押すと、ダウンロードするファイルの選択画面になります。 ダウンロードするファイルを選択して(ファイルタイプは自動認識されます)“開く” を押すと、ダウンロードオフセット選択画面になります。 オフセットは、設定されているデバイスから自動的に適切な値が選ばれます。 ・ROM領域がFE0000-FFFFFFでファイルがFE0000-FFFFFFの場合は、 オフセットは-FE0000になります。(ロード領域:00000-1FFFF) ・ROM領域がFC0000-FFFFFFでファイルがFE0000-FFFFFFの場合は、 オフセットは-FC0000になります。(ロード領域:20000-3FFFF) 基本的にROMの先頭アドレスのマイナス値が設定されます。 ROMの領域が0番地や1000番地から始まっている場合は、0番地からファイルを ロードするオフセットが設定されます。 オフセットを修正すると、実際にSFP-2にロードするバッファ領域がオフセット 選択画面の3行目に表示されるので、バッファ領域から外れないように設定 してください。 7.デバイス書きこみ ウィンドウの下側のDEVICEグループのBatchWriteを押すとErase+Write+Verigyが (フラッシュの場合)行われます。(EP-ROMの場合はBlankCheck+Write+Verify) 8.終了 SFP for Windowsを終了させるには、Fileメニュー→Exit、もしくは、ウィンドウ 右上の×印を押します。SFP for Windowsを終了させると、SFP-1/SFP-2は通常モード (パネル操作モード)に復帰します。 SFPとの接続だけを切りたい場合は(SFPWを終了させない)、 Fileメニュー→Disconnectか、画面左上のコンセントを抜くアイコンが表示されて いるボタンを押します。 注意 SFP-1/2の電源を切る・通信ケーブルを抜く場合は、必ずSFP for WindowsとSFPの 接続を解除してから行ってください。 オンライン中にいきなり電源を切断したり通信ケーブルを抜いたりした場合、 制御不能になる場合があります。 (この場合CTRL-ALT-DELETEでタスクマネージャを出し、強制終了を行ってください) 9.メニューの説明 Fileメニュー Connect :SFP-1/SFP-2と接続します。(接続中はDisconnectが表示され、 この場合は接続を切ります) File read :ヘキサ・バイナリファイルをSFP-1/2のメモリ内に読み込みます。 File write :SFP-1/2のメモリデータをヘキサ・バイナリファイルに書き出します。 Write program:オンボード書き込みプログラムの管理を行います。各種フラッシュ マイコンオンボード書き込みプログラムの追加、削除ができます。 Exit :SFP for Windowsを終了します。 Deviceメニュー BatchWrite :消去(フラッシュメモリ時)・ブランクチェック・書き込み・ ベリファイの一連の作業を行います。 Write :書き込み・ベリファイを行います。 Read :ROMの内容をメモリに読み込みます。 Verify :ROMの内容とメモリの内容の比較を行います。 Blank Check :ROMが消去されているかチェックします。 Erase :FlashROMの消去を行います。 Editメニュー Dump :バッファメモリのダンプを行います。 Fill :指定領域に指定データをフィルします。 Move :指定領域のメモリ内容を他の領域にをコピーします。 Compare :指定領域のメモリ内容を比較します。 Search :バッファメモリ内から指定データを探します。 Checksum :指定領域のチェックサム値を計算します。 Optionメニュー Language :メッセージ表示言語(日本語・英語)を選択します。 Port setup :SFP-1/SFP-2と通信するポートの設定を行います。 Update firmware:SFP-1/SFP-2本体のファームウェアを更新します。 Helpメニュー SFP information:SFP-2の情報を表示します。(バージョン情報など) Help topics :ヘルプトピックスを表示します。 About :SFP for Windowsのバージョンを表示します。また、マイテック システムズのホームページへジャンプできます。 10.ROM領域・バッファメモリ領域設定について メインウィンドウ下側に"ROM area and buffer start address"項目があります。 これは、ROMの開始アドレス(ROM Start)と終了アドレス(ROM End)、SFPのバッファ 開始アドレス(Buffer start)を示しています。 Changeボタンを押すと領域設定画面が出てきて、領域を変更することができます。 ROM開始アドレスからROM終了アドレスまでをバッファ開始アドレスを先頭とした SFPのバッファを対応付けます。 例えば、FC0000-FFFFFFまでのROM領域を持つFlashマイコンの場合、 ROM Start :FC0000 ROM End :FFFFFF Buffer start:000000 が設定されていると、ROMのFC0000-FFFFFFの領域をSFPのバッファメモリ0番地から 3FFFF番地までをROMのリード・ライト・ベリファイのターゲットアドレスとして使用 します。 また、分割消去可能なFlashROMの場合は、ここで指定したROM領域が含まれるFlash ブロックを消去します。 デバイスを選択し直すと、ROM領域は指定ROMの全領域、バッファメモリ開始 アドレスは0番地に再設定されます。 領域を設定する度にチェックサムが再計算されます。計算領域はバッファメモリの 指定されたアドレスから、ROMの指定領域分です。 ROM Start :FC0000 ROM End :FFFFFF Buffer start:000000 の設定だと000000-3ffffのSFPのバッファメモリのチェックサムが算出されます。 バッファにファイルからデータをロード、またはバッファメモリの編集を行っても 再計算されます。(従って、表示されている値は常に最新のチェックサムです) 11.複数領域デバイスのサポート ROMエリアがアドレスが離れて複数あるデバイスの場合は、領域を専用の表で 設定します。複数領域デバイスを選択すると、ROM/バッファメモリ領域設定の 代わりにブロック設定が表示されます。最大8ブロックの領域を設定できます。 GetAreaボタンを押すと、デバイスの全ての分割領域が設定されます。 各領域の先頭にあるチェックボックスで有効/無効切り替えを行います。 チェックを外された領域はデバイス操作の対象とはなりません。 SFP-2本体に一部の領域のみ操作するように設定するには、領域表にマウスカーソル をあわせてマウスの右ボタンを押して出てくるメニューで、Deleteを選択しマウス カーソルが示している行を削除することで行います。 このメニューのInsertを行うと、マウスカーソルが示している行に1行新たな行を 挿入します。 12.ダンプウィンドウでの操作 ダンプウィンドウは、EditメニューのDumpを選択することで表示されます。 ウィンドウ内ではマウス左クリックまたはカーソルキーで編集ポイントカーソル の移動が行えます。0-9・A-Fのキーを押すと自動的に値入力ダイアログが表示され メモリの内容の変更を行うことができます。 また、ダンプウィンドウでマウスの右クリックを行うことで編集メニューが表示 されます。ダンプアドレスの設定や、Fill/Move/Compare/Search/Checksumの各 編集機能をダンプウィンドウを表示したまま行うことができます。 13.SFP-2ファームウェアの更新 SFP-2のファームウェアの更新は、SFP for Windows上から行います。SFP-2と接続を 行い(オンラインモード)、Option→Update firmwareを選択し、配布されたファーム ウェアアップデートファイルを選択します。その後、自動的に更新が始まります。 注意 ・更新中はSFP-2の電源を絶対に切らないでください。 ・ファームウェアの更新を行うと、バッファメモリの内容が破壊されます。 書き込みデータはもう一度ダウンロードしてください。 バッファメモリのデータが必要な場合は、ファームウェアの更新を行う前に ファイルにセーブするなど、外部に保存してください。 ・ファームウェアの更新を行っても、オンボード書き込みプログラムは消去 されません。 14.SFP-1ファームウェアの更新 SFP-1のファームウェアの更新は、SFP for Windows上から行います。SFP-1は オンラインモードにしなくてもアップデートが可能です。Optionメニューの Setupで通信速度を38400bpsに設定してから、OptionメニューのFirmware update を選択してください。 メッセージのとおりSFP-1をRST、MOD、DEVの3つのキーを同時に押しながら電源を 入れてください。SFP-1がファームウェアアップデートモードになります。 パネルに通信速度が出てくるので左右矢印キーで先ほど合わせた速度(38400bps) に設定し、ENTキーを押します。SFP for Windows側はファームウェアファイルを 選択してOKを押します。アップデート完了メッセージがSFP for WindowsとSFP-1の 両方に表示されたらアップデートは完了です。SFP-1の電源を切断してください。 ギャングライタ制御 オプションのギャングライタが接続されている場合、対応デバイス(SONYフラッシュ マイコンのみ)を選択すると、ギャングソケットの選択する領域がメイン画面の右側に 拡張表示されます。 使用するソケットをマウスクリックで選択すると、複数デバイスの書き込み・ベリ ファイ・イレース・ブランクチェックが行えます。 複数デバイスの同時リードは行えません。リードする場合は、読み込みたいROM ソケットを1つのみ選択してください。 更新履歴 Ver 1.00.00 2000/05/31 ・SFP-1/SFP-2両対応版正式リリース Ver 1.00.01 2000/06/06 ・デバイス操作時にWindowsが異様に重くなる現象が発生する場合があるのを修正。 Ver 1.00.02 2000/06/12 ・GANG接続時、ソケットを全く選択しなくてもリードコマンドが動作してしまうのを 修正。 Ver 1.00.03 2000/06/13 ・メモリ検索時、時間がかかるとDumpウィンドウの動作が止まってしまうのを修正。 Ver 1.00.04 2000/09/26 ・分割領域対応デバイス選択時、領域の更新を行ってもチェックサム値が反映され ないのを修正 Ver 1.00.05 2000/10/05 ・分割領域の設定で使用領域をチェックボックスで選択できるようにした。ただし、 チェック情報はデバイス操作時のみ有効なので、SFPWを終了するとSFP-2側には チェックボックスにかかわらず表にあるすべての領域が設定される。 また、領域表にポップアップメニューを追加し、領域行の削除・挿入を出来る ようにした。 ・ファイルロード時のアドレス表示を8桁から6桁に変更。 ・初期ディレクトリを設定できるようにした。 Ver 1.00.06 2000/10/19 ・分割領域でマウス左クリックによるセルの選択が出来なくなってしまったのを修正 ・分割領域のSFP-2への設定はチェックボックスが付いている領域のみ行うように修正 Ver 1.00.07 2000/10/26 ・初期ディレクトリ設定にかかわらず、Firmware update/書き込みプログラム管理の ファイルオープン時はexeと同じパスに設定するようした。 ・ファイルロードオフセット設定時のロードする前にFFフィルする機能に、設定 バッファ領域のクリアか、ロードするファイル領域(開始から終了)のクリアかを 選べるようにした。 ・ファイルライト時にイニシャルディレクトリを設定し忘れていたのを修正。 Ver 1.00.08 2000/11/13 ・ファイルロードオフセット設定時のロードする前にFFフィルする機能の選択の デフォルト値をロードファイル領域にした。 Ver 1.01.00 2000/12/14 ・奇数・偶数ROM設定時にチェックサムを奇数・偶数で計算するようにした。 (要SFP-2ファームウェアVer0.71以降。SFP-1は未対応) Ver 1.01.01 2001/02/22 ・SFP-1のピギーバックモードに対応。(SFP-1のファームウェアVer2.01以降に対応) ・偶数・奇数設定時にバッファアドレスが奇数だった場合に、偶数アドレスに変更 するか尋ねるように修正。 ・複数領域対応デバイスで、ON/OFFボードの切り替えを行った場合に領域選択チェック ボックスが常に有効になってしまうのを、前の状態を記憶するように修正。ただし、 別なデバイスに一度切り替えると、設定は初期化(全て有効)される。 ・ROM操作中にキャンセルボタンを複数回押すとその後の動作が不安定になってしまう のを修正。 Ver 1.01.02 2001/02/26 ・1.01.01の複数領域対応で、SFP接続を切って再度つなげ直すとチェックボックスの 一部がクリアされてしまう状態になってしまったのを修正。 Ver 1.01.03 2001/03/30 Ver 1.01.04 2001/04/11 Ver 1.01.05 2001/04/25 Ver 1.01.06 2001/05/07